ジンゴロ(@Jingolox)です!
TOEICの点数をあげるのにどの参考書や問題集を使ったらよいでしょうか?
今日は、こちらの質問にお答えします。
まずは、簡単に僕の英語学習経歴をご紹介します。
時系列で記載すると、以下の通りです。
- 中学1年生の英語の授業で初めて英語を学ぶ
- 中1の途中で授業に全くついていけなくなる
- 大学受験はとにかく単語と熟語の暗記で乗り切る
- 大学はリスニング がない学部を選択
- 学生時代は全く英語を勉強せず
- 就職後も、仕事ではほとんど英語を使用せず
- 一念発起して、3年ほど前に850点を獲得
- 海外出張や、海外とのビデオ会議をこなす立場に
今の僕の仕事には英語はかかせません。
ですが、基本的にはずっと英語が苦手な人生を送ってきました。
大学入学後、英語のクラス振り分け後、最も下位のクラスに入ってしまい、口の悪い教授から「工学部のお前たちは大学で最も英語ができない」と言われたことを覚えています。
そんな僕ですが、今や、欧米やインドのエンジニアと英語で日々やりとりしながら仕事をする立場になりました。
TOEICにフォーカスして勉強してきたわけではないので、短期間で点数を伸ばしたわけではありませんが、今回紹介する教材を集中的に行えば、短期間で点数をアップできると確信できます。
教材選びで迷ったら、参考にしてみてください。
Contents
TOEICとは
まずは、TOEIC について、ご紹介します。
多くの企業が入社時の選考や、入社した社員の英語力チェックのため活用されるテストが TOEIC です。
TOEICのメリット
僕の会社(一般的な電気機器メーカ)では、正直なところ、英語の実力=TOEICとして判断されます。
TOEICの点数が良いと、以下のメリットがあります。
- 語学研修メンバーへの選抜
- 海外赴任のチャンスを獲得
- 飲み会で「すごい!」と言われる
もちろん、上記以外にもあります。実は、TOEICの点数が良いことで、以下のように”勘違い”される場合もあります。
実はこのメリットはかなり大きいです。
- 頭がいい
- 努力する人間と思われる
- 外国のことをよく知っている
学生だと、単位がもらえるというメリットもあるみたいですね。僕が学生のころにもあったのかな。
TOEICには2種類ある
TOEICには以下の2つがあります。
- TOEIC® Listening & Reading Test
- TOEIC® Speaking & Writing Tests
一般的に「TOEIC」といえば、Listening & Readingテストになるかと思います。
今回取り上げる教材も、こちらのListening & Reading Test 向けになります。
満点は990点(Listeningが450点、 Readingが450点)です。
ほぼ毎月(2月と8月は実施せず)、全国の受験会場にて受験することができます。
役に立った参考書・問題集
TOEICは英語力を測る試験ではありますが、テスト形式への慣れも大変重要です。
そのため「英語力の増強」と「テストへの慣れ」両方鍛える必要があります。
ここでは、僕が使って、明らかに効果のあった8冊を使い方とともにご紹介します。
リスニング
TOEICのリスニング は極めて基本的な日常会話が題材となっています(その点が英検とは大きく異なるますね)。
まずは基本的な中学レベルの英語を完璧に聞き取れるようにしてください。それだけで600点は取れます。
この本は音読トレーニングの本です。この本をしっかりやるだけで、ぐっと点数が伸びました。点数が800点を超えた今でも、この本でウォーミングアップすることがあります。
まずは入門編をやってから、標準編にチャレンジしてみてください。
同じ千田先生のこちらの本も徹底的にやりました。このレベルの本までしっかりこなすだけで、Listening は400点代を超えると思います。
さらに上を目指すなら、海外ドラマで生きた英語を学ぶのも一つの手でしょう。
僕が今取り組んでいるのはこちら「フレンズ」です。
正直、とっても難しいので、英語学習のために海外ドラマを見ることは、英語初級者にはお勧めできません。まずは日本語音声でストーリを理解したあとに、字幕をみながら英語音声にチャレンジしてみてください。
一話分でもこなすとかなり英語力伸びますよ(ただし、最初はメチャクチャ大変です)。
文法
TOEICのリーディング編は問題数の割に時間が短いので、多くの人が最後マークシートの「塗り絵」をしてしまいます。
この対策として、最も即効性が高いトレーニングは、Part 6:文法の30問をできるだけ早く回答するようになることです。
著者の花田先生はTOEIC受験のエキスパート。文法の説明もわかりやすくて最高の一冊です。
こちらも花田先生の本です。こちらもオススメします。
ボキャブラリ
TOEICは中級クラスの英単語が登場してきます。大量の英文を読んで英単語を覚えていくのは、効率が謝り良くないでしょう。
集中的にこの2冊をやればまず「英単語がわからなさすぎて捗らない」状況を回避できます。
DUOは超定番の単語集+熟語集です。両方が一冊になっているので、お買い得とも言えますね。
復習用のCDを使うと、効果倍増です。
DUOを最低でも定着のため5回は回して欲しいです。そうすれば、TOEICには十分対応できますよ。
まずボキャブラリに関してはこの一冊で十分です。
長文読解
PART7:長文読解 のためには、たくさんの英文に触れる必要がありますが、TOEICの点数を伸ばすということが目標なら、いろいろな英語コンテンツに手を出さない方がよいでしょう。
なぜなら、それらのコンテンツは、TOEICとはレベルも文体もジャンルも全然異なるからです。
もちろん、大学の課題や仕事などであなたがいろいろな英文に大量に触れることができるのならそれに越したことはあありません。
そのような時間が確保できないならば、TOEICの教材をしっかり読むこむのが一番効率的だと思います。
オススメのTOEIC問題集は次の項目でご紹介します。
TOEIC問題集
まず、この本からやってみてください。とにかくすぐに点数をあげたいなら、この一冊です。
すぐに点数をあげる、ということはとても大切なことです。なぜなら、一気にモチベーションが高まるからです。
定番の公式問題集です。僕が取り組んだのはもっと古いバージョンですが、現在の最新は「Vol.5」です。
オンライン英会話
TOEIC向けというわけではありませんが、オンライン英会話もご紹介しておきます。
ここで、大事なことを言っておきます!
正直、TOEICの点数をあげるなら、TOEICに特化した勉強をすることが、最も効率が良いです。
もし、就職や、進学のためにTOEICの点数をあげたい人は、TOEICに特化した勉強をしてください(全然アリだと思っています)。
ただ、そのような手段で取ったTOEICの点数が、本当の英語力を示すものかというと、決してそうではないです。
状況にもよりますが、本当の英語力も合わせて身に付けていきたいなら、英会話スキルも同時に向上させてゆくことをお勧めします。
僕はいろいろなオンライン英会話を試してきましたが、現在は再びレアジョブ英会話 に戻りました。
現在加入している料金プランは、「日常英会話コース 月8回プラン:4,200円/月」です。
- 毎日はちょっと厳しい
- できるだけ安く済ませたい
という2点の要求をかなえるプランで、忙しい社会人にお勧めのプランとなります。
まとめ
TOEICは勉強をすればするほど伸びていくテストです。
良い教材を選んで集中的に取り組むとすぐに結果がでます!
ただし、人によって最適な勉強方法や、教材は異なります。
勉強の成果をあげるために最も重要なことは自分にあった勉強法をとにかく早く見つけることです。
今回、いろいろな教材をご紹介しました。自分にピッタリの教材を見つけるヒントとして、今回の記事を参考にしてみてください。
みなさんのご検討をお祈りしています。