こんにちは、ジンゴロ(@jingolox)です。2025年も始まりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
年末年始は風邪気味だったこともあり、自宅や実家でゆっくりとYouTubeを見ていました。その際、今更ながらJ1リーグの町田ゼルビアの超大躍進を知りました。
その躍進の立役者となったのが、監督の黒田剛さんです。
今回の記事では、黒田監督が執筆した『勝つ、ではなく、負けない。 結果を出せず、悩んでいるリーダーへ』という本をご紹介したいと思います。
これは絶対に読むべき一冊です!
本のご紹介
本日の記事で取り上げる本はこちらです。
本の概要はこちら。
日本一7回、プロ88人排出した、青森山田高校サッカー部の名将がプロリーグへ。そして、覆したマネジメントの「常識」。 たった1年で15位だったFC町田ゼルビアをJ2優勝、さらに、2024年J1大躍進。結果を出せず悩んでいるリーダー、必読。 町田ゼルビア大躍進の裏には、アマでもプロでも通用する、黒田流の独自の原理原則があった。 サイバーエージェント藤田晋曰く、 「スポーツもビジネスも、勝てる人の共通点はあります。その”原則”をまとめた一冊、感銘です」 日本のサッカー界に旋風を巻き起こしている、FC町田ゼルビア監督・黒田剛が全てを明かす。 アマチュア指導者をはじめ、ビジネスリーダー必見の新マネジメント論。 結果を出し続けているリーダーの原則40をわかりやすく講義。 1、組織 2、チームマネジメント 3、言語化 4、育成・指導 番外編、なぜ、藤田晋は黒田剛を監督にしたのか?
幻冬社 本書の紹介ページより引用 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344043350/
2022年、名将ポポヴィッチ監督の元でJ2で15位に終わったチームを、1年でJ2優勝に導き、さらに翌年にはJ1で優勝を狙うチームに成長させました。
こんなサクセスストーリー、他にありますか?(笑)
組織を変えるのは一朝一夕にはできません。普通ではないですよね。
黒田監督のリーダーシップの秘訣が、この本にはギュッと詰まっています。
これは必読の一冊です!
こんな人にオススメ
この本は以下のような方々にオススメします。
- 会社や組織でリーダーポジションについている方
- 年の離れた人とのコミュニケーション術を学びたい方
- マネジメントの原理・原則を学びたい方
- 人生の転機に向けてチャレンジすべきか迷っている方
- 日本サッカーの将来に希望を託している方
著者のご紹介
この本の著者は、黒田剛さんです。YouTubeにも多く出演されていますが、今回は時系列で3本の動画をご紹介します。
黒田監督がまだ青森山田高校の監督だった頃に鈴木啓太さんのYouTubeに出演した動画です。まさに高校サッカー界の名将という感じですね。
那須大亮さんのYouTubeに出演された動画です。ちょうど町田ゼルビアの監督を引き受け、プロの世界にデビューするタイミングでした。
今回の著書の紹介も兼ねたインタビュー動画です。
『勝つ、ではなく、負けない。 結果を出せず、悩んでいるリーダーへ』の書評
さて、本の中身を少し見ていきましょう。気になったフレーズをいくつかご紹介します。
1限目 組織 Rule3 原理原則を徹底させる P.29 より
プロであろうとアマチュアであろうと、人間であることに変わりはありません。人間はどうしても「悪い習慣」を持ってしまうものです。習慣化した悪い習慣は、なかなか自分では気づきにくいものです。
今、自分が所属している組織の行動パターンやルール、慣習をもう一度見つめ直してみませんか?
もしあなたがリーダーなら、一度、組織のあり方を見直し、原理原則に立ち返ることが重要です。
3限目 言語化 Rule4 マンネリ化させず、最適化する P.132 より
黒田監督の特筆すべき才能の一つは、高い「言語化」能力です。
リーダーは自分の考えを他人に伝える役割を果たしますが、ただ伝えるだけでは意味がありません。
言葉の選び方やタイミングを考え、相手に響く言葉を選ぶことが重要だと、本書で改めて感じました。
まとめ
今回は『勝つ、ではなく、負けない。 結果を出せず、悩んでいるリーダーへ』という本をご紹介しました。
2025年シーズンのJ1リーグも間もなく開幕します。今年、もし町田ゼルビアがタイトルを取れば、黒田監督は伝説になりますね(笑)
今年はまず上位に食い込むことが目標ですが、3年後くらいに優勝する姿を見たいものです。
もしそうなれば、次なるステップとして日本代表監督も見えてくるかもしれません。
人生は思ったより短いもの。チャレンジこそが人生を豊かにする。わがブログでは今後も黒田監督を応援し続けたいと思います。
それでは、また。