こんな悩みを抱えている人はいませんか。
今回は、最近色々なところで活躍する編集者、箕輪厚介氏の著書「死ぬこと以外かすり傷」をご紹介します。
こんな人にオススメ!
この本は、以下のような方にお勧めします。
- 自分の将来が明るいと感じられない人
- 既存の殻を打ち破って新しいことをしたい人
- 天才編集者がどんな人か知りたい人
- とにかくオンリーワンの存在になりたい人
著者について
著者の箕輪厚介さんをご紹介しましょう。
- 1985年8月25日(34歳)
- 東京都出身
- 早稲田大学第一文学部卒業
- 双葉社に就職
- 現在、幻冬社に所属
- オンラインサロン「箕輪編集室」主宰
- 合同会社「波の上商店」設立。代表
新卒で入社した双葉社を経て、幻冬社に入社。
いまやテレビにも出演するスター編集者となりました。
今や、ほぼタレントさん並みの扱いですよね。編集者→タレントなんてキャリアはそうそう歩めるものではないかと思います。
これだけ一人で活躍していても、いまだ幻冬社の社員ってのが面白いですよね。将来は幻冬社の社長なんてもの視野に入れているのでしょうか(現在の社長、見城徹さんは69歳)。
オンラインサロンなどの副業の収入が幻冬社の社員としての収入の20倍もあるとか!
副業の域を超えてしまってますね。
感想
さて、本の内容ですが、なんといってもこのタイトル「死ぬこと以外かすり傷」ってのがいいですね。
仕事のことや、それ以外でもいいのだけれど、辛いなあ、とか、死んだら楽になるのかなって思う瞬間って結構あると思うんですよね。
そんなとき、割とこのタイトルだけで気持ちが救われるって人も多いんじゃないかなと思います(自分はそう感じました)。
本の中身は、箕輪さん編集本でもよくある、一ページに大事なフレーズをドーンと大きく書くページを設けるスタイルです。
本を通じて、一貫して彼が主張していることは、以下の通り。
- リスクのある選択を恐れるな!
- 自分から行動せよ!
- トラブルを恐るな!
- とにかくスピード!
既存の殻を破り、自ら新しい境地に向かって突き進むことを恐れずにやりなさい ということですね。
僕が思う箕輪氏の魅力ですが、本の文章からのみでは伝わりきれないものがあります。
Youtubeなどで彼の動画をみてみると、箕輪さんの言葉には「素直さ」と「説得力」があります。
彼はリスクをとって、いろいろなことにチャレンジしていますが、何か応援したくなるような人間的魅力にあふれています。
そこに彼の真骨頂があると思うし、そんな人となりを知りつつこの本を読むと、相乗効果が出て大変良いと思います。
僕が好きな動画を一つご紹介します。
気になったフレーズをご紹介!
気に入ったフレーズをいくつかご紹介します。
段取りどおり進む予定調和には、何の魅力も感じない。
P.28 第1章 予定調和を破壊せよ より
わかるわ〜🤔。でも、そういう殊に理解ある人、少ないよね、と思う。
イノベーションは常に辺境から生まれる
P.66 第2章 自分の手で金を稼げ より
安定からは何も生まれない。もしくはつまらないものばかり生みだされる。
私も強くそう感じます。
憑依レベルで分析せよ
P.130 第5章 人間関係の作り方 より
相手のことを徹底的に知り尽くす。相手以上に。そして道は開ける。コレほど相手のことを尊重しているアクションがあるだろうか。いや、ないでしょ。
どれほど努力をしても夢中な人には勝てない。
P.160 生き方 より
そう思います。
年齢を重ねると、成長スピードが緩む人が多いけど、きっと体力や気力の問題ではなくて、原因はコレだよね。
逆に子供みたいな人はずっと成長していると感じます。
まとめ
是非、圧倒的な箕輪さんの行動力と発想力に刺激をうけてみてください。
常識から脱却したい人、オンリーワンになりたい人にとっては、参考になる考え方がたくさん得られると思います。
一方で、”安定”が何よりも最優先という人にはちょっと劇薬かもしれません。
まあ、そんな方は「死ぬこと以外かすり傷」なんてタイトルの本は手にとりませんよね笑