こんな悩みを抱えている人はいませんか。
仕事や勉学において、脳の力を最大限引き出すにはどうしたら良いのか。
これは人類の歴史における永遠のテーマですよね。
そんな方法があったら知りたいものですが、この本では、この質問に対する一つの回答が得られているのではないかと思います。
今日はこの本を紹介したいと思います。
著者のアンダース・ハンセン氏はスウェーデンの精神科医です。
仕事や勉強で、なんだか、最近、頭の働きが悪いなあとかリソース不足を感じている人はすぐにこの本を読むことをオススメします!
帯には、科学的エビデンスに基づき「IQ」「集中力」「記憶力」「創造性」「認知力」「長寿」「抗疲労」など 全てのパフォーマスを強化する、とあります。
まさに最強のドーピング本ですね。
Contents
こんな人にオススメ!
- 最近、頭の回転が悪くなったなあと感じる方
- 最近、記憶力が衰えてきたと感じる方
- 頭脳を最大限活用し、パフォーマンスをあげたい方
気になるフレーズをご紹介
第5章「記憶力」を極限まで高める からいくつか気になるフレーズをご紹介しましょう。
運動以上に記憶力を高められるものはない
P.176 より
良いですね。言い切りました。
運動をすれば短期記憶と長期記憶がともに改善され、加齢による海馬の萎縮にストップがかかり、それどころか海馬は成長さえする
P.180 より
運動と記憶にここまで因果関係があることを明確に述べた書籍がかつてあっただろうか。
持久系のトレーニングを定期的に3ヶ月続けた場合、単語を暗記する能力がかなり上がる
P.182 より
継続すればするほど、海馬が成長し、記憶力が向上するらしい。実際には、効果は運動し始めるとすぐに現れるとか。言い換えれば、運動していない体で仕事や勉強するのは極めて不効率なことかも。
暗記力を最大限に上げたいのであれば、運動と暗記を同時に行うことをお勧めする。
P.184 より
へえ。そうなんだ。ルームランナー(トレッドミル)買うかな。まあ、置く場所ないか。
過酷な運動は脳や記憶力、少なくとも短期記憶という点では、プラスよりもマイナス面の方が多い
P.189 より
適度な運動が大事というわけですね。
「脳トレ」ではあたまはよくならない
P.205 より
全然効果がないらしいです。
まとめ
もっと早く読めばよかったなと感じています。積ん読になってました。有酸素運動がここまで脳に良いとは思っていなかったなあ。
カロリー燃焼できるわ、記憶力が向上するわで究極の一石二鳥ですね。ここでは紹介していませんが、他にも「認知症の発症率を40%減らせる」といった効果もあるそうです。
さすがにこれは、明日からでも体を動かした方が良さそうですね。ちなみに、やるなら「歩くよりも走った方が良い」そうですぞ。まあ、小走りから始めましょう!